あおの毒吐きblog

仕事としてのハンドメイドのあれこれ

mina perhonen の商用利用

 

前にmina perhonenの生地の商用利用ができなくなったという記事を書きました。

 

http://bluedur.hatenablog.com/entry/2018/10/28/235737

 

10月24日に利用不可を発表されて、その約1週間後10月30日にその方針は撤回されたようです。

 

以下HPよりの引用です。

日頃より、ミナ ペルホネンのデザインをお選びいただき、心より感謝申し上げます。
先日、このニュースの場にてお伝えいたしました、インテリアファブリックの用途につきまして、発信した内容を見つめ、改めて言葉を重ねお伝えしたいことがあり、再び、この事で発信させていただきます。

先日のニュースの中で、「商用でのご使用をお断りいたします」とお伝えいたしました。それは、ミナ ペルホネンの製品との混同などの懸念から発した事ではありますが、常より「お断りする」という事を、お客様の行動として強制できることではないと感じてきた事から、改めて、やはり「お断り」ではなく「共存」のためのご提案をさせていただきたい、と、本日、再びのご連絡に至りました。 

皆川の言葉として、私達のご提案を書かせていただきます。


私達はミナ ペルホネンのファブリックが、皆様の日常の暮らしの中でお役に立ち、またそこに喜びがあることを願い、カットファブリックやハギレの販売を始めました。それはファッションに限らず、インテリアやお客様の物作りとしてお楽しみいただきたいとの思いからでした。
時折、お客様が自作されたバッグやアクセサリーや服などを拝見する機会があり、その時のお客様の笑顔と共に作品を拝見することは、私達にとって、とても嬉しい瞬間です。物への愛着と共に暮らすことは、日々を照らすことだと私達は考えております。その考えの下、ミナ ペルホネンのファブリック販売を、今後も是非続けたいと思う中、一つの課題に出会いました。

それはご購入されたファブリックやハギレを販売目的で製品化し、商品として不特定の方に販売される事があり、誤解を生む場合があるという事へのご対応です。
大切なことは、お客様が作られた物と、ミナ ペルホネンの商品に誤認や誤解が生まれないようにする事だと考えます。

ご購入された物の、その後のお取り扱いは、お客様の自由でもあり、そこから生まれた物を購入されたいという思いも自由であると思いました。
私達ミナ ペルホネンと皆様の自由な物作りがどなたかの暮らしの中で共存し、使い手それぞれの喜びとなるようにしたいと考え、私達からご提案をさせてください。
ミナ ペルホネンのファブリックを用いて作られた物を販売される時、それがミナ ペルホネンの製品ではないこと、コラボレートではないことを誤認なく伝わるようにしていただき、その上で、作られた物ならではの喜びや価値、魅力を、作り手の方から使い手の方へ、お伝えいただきたいのです。
それにより、使われる方にとっては、作られたその物の価値を知る機会にもなります。作られる皆様の、その物への想いは一つ一つ違う喜びを含んでいるでしょう。それを是非お伝えください。
そうする事で、皆様と、物作りの自由を共有し、暮らしの中で共存していきたいと思いました。

他にご意見がございましたら、ぜひお聞かせください。
この事につきましては、私達もこれからもまだなお考え続け、より良いあり方を模索して参ります。
そして日々、物作りや物のあり方について、考えを深めて参りたいと思います。
 

 

ミナペルホネンの製品ではないと明記してあれば使ってもいいそうです。

生地自体の禁止って言えば違反の報告もあるしその対応も求められる。

もともと禁止と明言して売っていないものだったためにグレーゾーンを作ったり期間を設けたりなどなど、労力に見合わないと判断されたのかなと思いました。

mina perhonen の生地はバカ高いので生地買ってハンドメイドを売る人も実はそんなに多くないのでは?と思いますが。。。

 

禁止という記事をあげているので改めて訂正記事を載せます。