あおの毒吐きblog

仕事としてのハンドメイドのあれこれ

ハンドメイド商品の価格について

自身のハンドメイドの商品を売ってる方。

商品価格はおいくらでしょうか?

 

原価割れしてる方、原価に気持ち程度上乗せしてる方、

それはなぜですか?

 

高いと売れないと思っているからでしょうか?

自分の作ったものに自信がないからでしょうか?

 

以前、one day shopをしたことがあります。

当時、雑貨屋さんへの委託を3件ほどかけ持ちしていた私は

onedayの商品も委託の商品と価格をそろえました。

 

理由は簡単です。

商品価格を決めているからです。

 

委託店舗は往復送料自分持ち、振込手数料自分持ち、委託料が3割ほど。

規定に合わせたタグ付けして納品書を書き、検品して発送してました。

それだけ出して、それでも損しない価格をつけます。

そうじゃなければその店舗でハンドメイドを売る意味がないからです。

 

当然高くなりますが・・・

その時一緒にone day shopをした友人が私の価格を見てびっくりしました。

ある友人は言いました。

「え~、自分が作ったものにそんなに高い値段もらえない~」

と。

その時、違和感を覚えました

 

確かにone day shop は委託料はかかりません。

発送の手間も、往復送料も、振込手数料も。

 

でも、場所をお借りしたので場所代がいりました。

宣伝にチラシを作ったのでチラシ代。

商品を入れる袋やその他こまごまとしたものの購入費。

当日お店に立つので自分の人件費。

それを考えたらやっぱり委託と同じ価格になったのだけなのです。

 

前述の友達はその辺をまったく考慮せず、原価に少しの手間賃の価格設定でした。

 

 

売れたら楽しい。

売れなければ続かない。

 

でも、作り続けるにはある程度の価格は必要だと思います。

そして、自信がないから低く設定するという方は・・・

お願いですから販売しないでいただきたいと思います。

 

価格を低くすることは自分の首を絞めることです。

まじめに仕事にしてる方の邪魔をすることです。