高校受験に失敗した話
高校受験のシーズンも終わりましたね~。
うちにも一人、受験生がいました。
だれも結果を聞いてくれません。(リアル関係の方々です)
怖いよね?聞くの怖いよね。
その気持ちはよくわかるのですが、私はサラッと聞いてしまう方です。
高校受験に失敗したからって人生終わらないんです。
そもそも失敗ってなんだろう?
ここからはうちの子のお話。
我が家の2番目は、ぼ~~~~っとした人です。
友達が少ないです。
人と争うことが嫌いです。
本を毎日読めたらいい。。。そんな人です。
卒業式の後、記念撮影をする人たちを気にも留めずそそくさと帰りました。
あとから、探したのに~と同じ部活の友達に言われましたが・・・
自分だけがいない写真を見て何か思わないのか?と尋ねたら・・・
「みんな身長同じだね~^^」って・・・--;;;そこかい!!って人です、
この子の最初の希望は
「いけるところ」でした。
将来のことは気にする気配もなく、ただただ日々何かを努力する風でもなく。
何を言っても真剣さも真実味もない。
いまどきってこういう子?って感じの子でした。
いざ受験になって、高望みの高校を言います。
受けてみたいというので受けさせました。
受験間近になってもテンションは変わりません。
結果落ちました。
想定内・・・(涙
受けると言ったときから思っていたんです。
学力的には相応な学校でした。
内申点が極端に足りません。
受かるためには県内トップクラスの学力がいります。
たぶん落ちると。
受けたいと言った高校の校風はのんびりです。
まったりです。
進学校のくせに理数教科の進み具合ものんびりで、
自力で先に進めとこっそり指示されるような学校です。
受けたいと言ったときから思ってました。
ここに受かってしまったらこの子は何も変えれないと。
受かって欲しい気持ち半分、落ちて欲しい気持ち半分・・・。
落ちて子どもに聞きました。
「どこでもよかったんでしょう?」
答えはYESでした。
なので続けました。
「どこでもよくて私立ならアルバイトして働いて自分の学費を稼ぎなさい。
もし、やりたいことがあって、やりたいことを叶えるために勉強したい、そのためにアルバイトする時間がないって言うのなら、貸してあげる。働いたら返しなさい」
と。
何も考えずに生きてきた子がはじめて自分でいろんなことを調べてこれって目標を見つけました。
「これを目指したい。そのために勉強したい。学費を貸してください」
そう言って合格発表の翌日から勉強を始めました。
今日も今までよりも真剣に勉強をしています。
何かに躓いたときに、目線を変える転機になれば失敗じゃないと思います。
今日、もう一度聞いてみました。
「本当に目指すの?」と
少しむっとしたように
「うん」
と答えた2番目に
「似合ってるよ」
と言ったら
「ありがとう」
と笑ってくれました。
その笑顔が見れて嬉しかったので本日のどーでもいいブログをあげてみました。
がんばってくれたらかぁちゃんもがんばりがいがある♪