あおの毒吐きblog

仕事としてのハンドメイドのあれこれ

オーダーについて考えさせられたこと

まだ引っ張るか?

このねた・・・

 

今回は違う側面からオーダーについて思うこと。

 

普段作っているものの一つに簡易的なかばんがあります。

洋服を縫ったハギレで出来るもの。

 

はぎれなのでつぎはぎです。

ほぼ一点ものです。

 

洋服を作って出てくるハギレはそのまま捨てるにはもったいない大きさのものが多い。

でも洋服にはならなくて。

 

 

ここにオーダーが入りました。

 

オーダー主さんは言われます。

 

「○○はこうしたい」「ここは○○で」カスタマイズは延々続きます。

 

なのですができますか?と最後は締めくくられました。

 

そのカスタマイズはどれも簡単にできるものでした。

出来ないという方が難しいものでした。

 

内ポケットをつけるとかそういうものなので。

 

 

で、各オプションのお値段を出してお見積もりをしました。

 

オーダー主さんはすべてを望まれました。

 

なのでそれで製作しました。

 

出来上がったものは・・・全くの別物感。。。

 

 

出来上がって、確認してお届けして。

 

お客様は納得されました。

 

でも私はそれを私が作ったとは言いたくありません。

 

お客様もそれで本当によかったのか不安です。

 

 

全てを取り入れて、それでも雰囲気を壊さないような提案ができなかった。

今回の反省点はそこです。

 

雰囲気を壊してしまうようなカスタマイズは受けるべきではないのか?

時にはこちらから違う提案をするべきじゃないのか?

そもそも、オーダーを受けるか?

オプションを受けるか?

そのあたりから悩み中。

 

オーダーは在庫を抱えなくてもいいという最大のメリットがありますが

それよりも負荷が多いと在庫をさばいていく方が楽な場合があります。

 

もともとのあったものへのプチカスタムを重ねた結果、違うものが出来上がってしまったお話でした。

 

 

・・・安易に受ける結果、悩みができたり他の業務にさし障るならやっぱりオーダー受けない方が楽かも。。。