あおの毒吐きblog

仕事としてのハンドメイドのあれこれ

ハンドメイドの原価と価格

ネットを徘徊していたらヒルナンデスでハンドメイドがとりあげられてちょっとハンドメイド作家さんの間で話題になっている・・・というのを読んだ。

そういえば、友達もFACEBOOKでこのニュース系の記事をシェアしていた。

ので個人的に思っていることを。

 

news.livedoor.com

 

それに対する作家の声として

 

「ハンドメイドの安さばっかり強調しないでくれたら見てても気持ちいいのに。初期投資、練習、作業工賃、送料まで考えたら材料費だけでできる訳ないじゃん」


「人件費は勿論、機械や道具類の初期投資、発送時の封筒や緩衝材などの梱包費、材料費は大量購入したものを割った金額だと思うし、売れる水準に達するまでの材料費やテキスト代、資材調達の為の交通費を割ったらそんな金額じゃできないよ...」


「自分も趣味で作っていますがハンドメイドは時間と労働力や材料代もこだわれば掛かるのになんだかハンドメイド作ってる人がぼったくりしてるみたい」

 

っていうのがあげられていてちょっと疑問・・・。

ハンドメイド品の価格をつけるときに、どこまでを価格に反映させますか?

私は単純に(原価+手間賃)×1.25としています。

手間賃は「ハンドメイドは安い」って思っている人からしたらぼったくりと言われそうな時給で換算しています。

タグ付けなどの発送にかかる時間などもその時給に若干反映させています。

(ほぼほぼ通販専門のような販売形態をとっています)

 

価格というのは難しいし、作らない人にはわからないともうけど

自分がその水準に達するまでの材料費、習得までの時間、道具などの物品を考えると高いって思うハンドメイドものなんてあんまりないと思うし、高いって思うなら買わなければいいだけ。

でもテレビ局の

「簡単に稼げる」っていう目線はもう飽きた・・・。

 簡単に稼げる仕事なんてない