手は道具になる。
メインで売ってるものは同じものです。
色は変わりますが、形を変えてないのでずっと同じです。
毎回同じ所に手を置き、そこを触って生地が針先へとはいっていく。
手に触れる生地の感覚。
ミシンの音。
毎度同じ工程をたどるので、ミシン一工程ごとに下糸が切れないように
ときどき下糸の量を確認する。
どの流れで作業すると下糸効率がいいかは何となく頭に入っていて、
それを繰り返す毎日。
押え金もこの工程はこれと頭に入っている。
無造作に変えても交換した押え金は同じ場所に・・・手が置く。
指先を通る生地の感覚が心地よく、
好きなものを縫っているので同じ作業は苦にならない。
それでも日々、怠惰にならないように、、、と心がける。
ふと、
手が道具になってるんだと、
感じることができた瞬間、
これでいいんだと
何かに迷っていたわけではないのに、
ストンと
気持ちが楽になった。
日々精進♪